気道上皮細胞由来細胞外小胞の創薬に関するオプション契約を杏林製薬と締結しました
EVerMed株式会社は、このたび杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:荻原 豊)と、気道上皮細胞由来細胞外小胞(Extracellular Vesicle:EV)の創薬に関するオプション契約を締結したことをお知らせいたします。
本契約により、杏林製薬は、EVerMedが保有する開発パイプラインの一つであり、EVerMedおよび東京慈恵会医科大学において第Ⅰ相臨床試験を予定している「EM-001」について、開発および商業化に関するライセンスを取得する権利(オプション)を獲得します。
契約に基づき、EVerMedは杏林製薬より契約一時金(アップフロントペイメント)を受領します。また、杏林製薬がオプションを行使した場合には、「EM-001」の開発進捗に応じたマイルストン収入に加え、製品上市後の売上に応じたロイヤルティを受領する予定です。
「EM-001」は、気道上皮細胞由来の細胞外小胞(EV)を活用した治療薬候補であり、細胞老化や線維化の抑制、さらに細胞機能の正常化が期待されています。これまでの非臨床試験において有効性が確認されており、呼吸器疾患に対する新たな治療薬として期待されています。
細胞外小胞(EV)創薬について
細胞から分泌されるエクソソームを含む細胞外小胞(EV)は、新たな治療モダリティとして世界的に研究・開発が進められています。特に、気道上皮細胞由来のEVについては、東京慈恵会医科大学の研究成果により、特発性肺線維症(IPF)の進行を抑制する可能性が示されています。
※参考:2021年8月2日 東京慈恵会医科大学 プレスリリース